微妙なニュアンスの違い、分かりますか?

みなさま、こんばんは。

ビジネス英会話によく出てくる、“Just in case”と “just to be sure” の違いをご存じでしょうか?

「えー?そんなこと、考えたこともないよ!」といったお声が聞こえてきそうですが(笑)。

細かいニュアンスですが、折角ですので、立ち止まって考えてみましょう。

“Just in case” と “just to be sure”は、両方とも、「念のため」という日本語に訳されることが多いので、大抵同じ意味と捉えられがちです。

しかし、実は使われ方に微妙な違いがあるのです。

まず、“Just in case” は、「不確実・予期せぬ出来事」への備え、すなわち、「将来起こるかもしれないので備えておこう」という時に使われることが多いです。

例を見てみましょう。

“I brought an umbrella just in case it rains.”(雨が降るときに備えて、念のため、傘を持ってきた。)

次に、“Just to be sure”を見ていきましょう。“Just to be sure” は、何かを確認する時、あるいは、潜在的な問題やミスを避けたい時に良く使われます。

例を見てみましょう。

“I double-checked the address just to be sure we’re going to the right place.” ((間違えがあってはならないので)念のため住所を再確認しました。)


まとめると、“Just in case” と “just to be sure” のいずれも、何らかの予防措置を講じる際に使われるフレーズです。

“Just in case” は、不確実な出来事に対する備え、 “just to be sure”は、より確実性を高めたり、確認をする際に使用されます。

どちらの「念のため」を選ぶかは、文脈や自分が伝えたい内容によって異なるので、より高度な英語力を身に付けたい方は覚えておくと良いでしょう。

では、今日はこの辺で。

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