みなさま、こんばんは。
現在フランスのナントで開催されている、ラグビーワールドカップはご覧になっていますか?
私は、前回のワールドカップからの俄かファンとして、しっかり観ております(笑) 今日のアルゼンチン戦は、かなりの接戦となっておりますね。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、「南米のパリ」と称される美しい街です。昔、私はブエノスアイレスでアパートを借りて生活したことが有りますので、その頃を思い出したりすると感慨深いものがあります。
さて、スポーツ解説者の方が、試合中に「獅子奮迅の活躍を見せました!」と中継されていましたので、さっそく「獅子奮迅」を日本語に訳してみましょう。
みなさん、出来ましたか?
実は、「獅子奮迅」という四字熟語にピッタリとあてはまる英語はありません。
もし、通訳の現場で、このような直訳できないような言葉が出てきてしまったときは、「パラフレージング」と呼ばれる「言い換え」や「意訳」をすることが大切です。
「獅子奮迅」という日本語は、言い換えてみますと、まるで、「獅子が獲物を狙うように奮い立って猛進する様子」、「勢いよく何かに取り組む様子」という事が出来ますよね。
ですから、その様子を表すことができる単語として、例えば、vigor(迫力・活力), ferocity(猛威)等を使うと良いでしょう。
例文を見てみましょう。
① He displayed the vigor and ferocity in the game.(彼は試合で獅子奮迅のプレーを見せた。)
② They are always full of energy and determination when they tackles the project. (彼らはプロジェクトに臨むとき、常に獅子奮迅の取り組みを見せる。)
参考になりましたか?
三連休最終日の明日は雨、11月の寒さとなるようです。
どうぞ体調管理に気を付けて、お過ごしくださいませ。
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