ビジネス上、日本人が勘違いしやすいポイントを押さえましょう。
人にお願いするときのに”Please “の使い方についてです。
ビジネスで人にお願いする際に、ただ「PleaseをつければOK」だと思っていた方、いらっしゃいませんか?
これには大きな注意が必要です。
なぜなら、”Please”は、あくまでも「命令形」の表現だからです。そうなると、言われた相手は「なんで命令されなきゃいけないんだよ!」と内心不愉快な思いをするかもしれません(実際にそういう人達も沢山見てきました)。
ビジネスでクライアントとのアポがあったとして、そのクライアントに11時に自分のオフィスに来てもらいたいとします。
そんな時、どのように丁寧に頼めばよいでしょうか?

さて、出来ましたか?
正解は、”Could you come to my offce at 11 o’clock, please?” です。
相手に丁寧に何かをお願いするときには”Could you ~”、さらに丁寧にお願いしたいときは”Could you kindly please ~” を使うと良いでしょう。
私の昔の上司はアメリカ人でしたが、上司の立場であった彼でさえも、私に何かを頼むときは”Can you~?”や “Could you~”を使い、”Please~”だけの命令形の表現は一切使いませんでした。
私も、日々英語で話すことが日本語よりも実は多いのですが、人にお願いするときは、”Could you kindly please~”を頻繁に使っています。
しっかりとした配慮と相手への尊重の気持ちを英語で表現することは、些細なことであってもビジネス上の関係構築に良い影響があると思います。
今日は、人にお願いするときの丁寧な表現についてでした。
是非使ってみてくださいね!
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