英語のBrainstormingとは何かご存じでしょうか?
今回は、ビジネスで良く行われるブレインストーミングについて説明したいと思います。
日本の企業でも近年では一般的になっており、カタカナでは「ブレスト」とも省略されることもありますよね。
ブレインストーミングとは、もともと1953年にアメリカの実業家のアレックス・F・オズボーンによって名付けられた発想法です。
複数の人が一堂に会し、自由に意見を出し合い、良いアイデアやひらめきをシェアしていくのです。
様々なバックグラウンドを持つ人たちが、思いついたことを自由に発言していくので、新しい発想や視点が生まれるメリットがあります。
アイデアを出し合う過程では、相手とのコミュニケーションが深まり、チームワークが高まるという効果もあるので、一石二鳥なのです。
今日ではブレインストーミングは世界中に広がり、日本でも多くの企業が導入しています。
最近読んだ本「Peachのやりくり」の中では、著者のPeach Aviation株式会社の井上慎一CEOが、経営の中で異なる経験をもつ社員のアイデアを生かすために「寄り合いという名のブレインストーミングの場を設けた」と書かれていました。
ブレインストーミングについて「寄り合い」と表現しておられた点、英語の“Brainstorming”の本質をズバリ突いていて素晴らしい意訳と思いましたので、ご紹介させてください。
私も組織の中で働いていた時、ブレインストーミングの時間がとても好きでした。「こうしたらどう?ああしたらどう?」という想像が現実のものに変わっていくときはワクワクして楽しいですよね。
浮かんでくるアイデアやひらめきを抑えることなく思う存分に発揮できる場である「ブレインストーミング」。みなさまも日常で是非楽しんでみてくださいね。
では、今日はこの辺で。